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ハンドメイド販売でよくあるトラブル6選とその対処法

トラブル

ハンドメイド販売をしていると、どうしても起こるのがトラブルです。

そんなに頻度が多いと感じることはありませんが、ストレスになるのは間違いありません。

この記事では、ハンドメイド販売をしていてよくあるトラブルとその対処法について考えて行きたいと思います。

※販売者側の視点から見たトラブルです。

 

未入金キャンセルのトラブル

未入金

圧倒的に多いのが未入金キャンセルによるものです

買ってすぐに

「間違えましたキャンセルしたいのですが…」

と連絡がくればいい方です。

本当に間違えてしまったのかもしれませんし、購入した後後悔したのかもしれません。

ある程度誠意のあるキャンセルはお客様の権利だと思います。

ただ、未入金キャンセルは許せませんね。

購入

入金待ち

入金待ち…

支払い期限がきて、キャンセル…

結構イラっとします。

ただ、少なからずあるトラブルです。

対処法としては、

あまり気にしないことでしょうか。

そんなのなんの対処法でもないじゃん!!

と思われてしまうかもしれませんが、これは考え方の問題でしょう。

購入通知が入ると、入金・未入金に関わらずショップとして対応することになります。

しかし、ここで未入金のお客様は、まだ購入されていないものとみなします。

もちろん、購入してくれたお客様に「ありがとうございます」的なメッセージは送っておきますが、それ以上の対応はしません。

納期もあくまで入金からの日数で考えます。

それであれば、ショップとして痛手を覆うこともほぼありません。

メッセージを送る手間くらいでしょうか。

メッセージは送っておくことをオススメします。

このメッセージにより、お客様は相手がいるということを意識します。

この意識が未入金に対する抑止力になるのです。

また、支払い期限の数日前にメッセージやメールを送ってみるのも得策です。

お客様が本当に入金を忘れてしまっているのか故意なのかわかりませんが、支払い期限のお知らせ連絡をすることで入金してくれるお客様も結構います。

ある意味プレッシャーにもなっているのだと思います。

個人的には入金があるまではあまり気にせず、支払い期限が近くなったら一度連絡してみるのがおすすめの対処法です。

 

送り先住所が間違えてるトラブル

送り先の間違いには、

  • お客様の記入間違い
  • ショップ側の記入間違い

の2種類があります。

お客様の記入間違いの場合

お客様の間違いはハッキリ言って発送してみるまでわかりません

宛先が無い。または間違えている場合、当然届かないまま帰ってきます。

そして、お客様に確認してみると間違えているパターンです。

私はその場合、お客様から再度送料をいただいております(または着払い)

もちろん、その対応はショップによりけりだと思います。

しかし、私の考えとしてはあくまでお客様の不備であり、こちらに非はないので送料を持つ必要はないと思っています。

ただ、なかなか商品が着かないとお客様も不安になりますので、しっかりと追跡できる配送方法を選び、追跡番号をお伝えすることが重要です。

 

ショップ側の記入間違いの場合

ショップ側の間違いはあってはいけないことです。

この場合、完全にこちらに非があります。

対処法としては、謝罪した上でできるだけ早く再配送します

もちろん実費です。

このパターンで重要なのは対処法ではなく、そうならないための対策です。

1番の対策は、手書きしないことです。

もちろん人間がやる以上、間違いは発生します。

重要なのはその間違いをどうすれば減らせるかということです。

間違いの多くは書き写す際に発生します。

問題の起こる部分を機械に頼るのです。

具体的にはコピペです。

ネットでハンドメイド販売をやっている場合、個人情報はほとんどデータです。

このデータをコピペして入力すれば間違いは格段に減ります。

このパソコン入力に対応し、個人でも簡単に使える配送方法がクリックポストです。

クリックポストは入力も支払いもネット上でできる上、追跡も付いて全国一律185円です。

最近少し値上がりしましたがそれでも安いのでオススメです。

 

輸送トラブル

こちらは輸送業者によるトラブルです。

お客様の元に着かない場合や輸送中の破損もあり得ます。

私も過去両方ありました。

ハッキリ言います。

配送業者はなにも保障してくれません。

ここでは私が実際に体験したパターンをご紹介します。

 

お客様に届かないパターン

商品を発送して、しばらく経っても受け取り連絡がないため、お客様に連絡したところまだ着いていないとのことでした。

その2〜3日後返送されてきました。

返送の内容は

お届けしましたが、お客様が不在で不在連絡表を入れましたが、連絡がなかった。

とのこと。

お客様に問い合わせてみると、

不在連絡表は入っていなかった。

とのこと。

配送業者に問い合わせたところ、担当者は不在連絡を入れたとのことでした。

その後配送料はどうなるのか確認しました(この時はレターパックプラスを使用)が、一度使ったものはもう使えないということで、何も対応してくれませんでした。

この時は結局、自ら配送料を負担し再度配送しましたが、配送業者は本当に何もしてくれない、形だけの対応だということがわかりました。

 

商品が破損したパターン

お客様から開封したところ、商品が破損していたという連絡がありました。

もちろん、発送時点では破損はしておらず、梱包もしっかりしていました。

配送業者に問い合わせたところ、壊れるような梱包しているのが悪いような言い方をされ、お詫びの1つもありませんでした。

配送業者は割れ物注意のシールを貼っていても見慣れてしまっており、気にしてくれるそぶりものなく持ってきます。

全員がそうとは言いませんが、対応の悪い人も多いように感じます。

忙しいのはわかりますが、しっかりと対応してもらいたいものです。

 

配送業者は何もしてくれない

要するに配送業者は何もしてくれませんでした。

再配送の料金を持ってくれるわけもなければ、破損した商品を保障してくれるわけでもありません。

ただ、配送業者がなければ我々の商売も成り立たないのが現状です。

この辺が難しいところです。

今の所、現状に甘んじるしかないのがないのが悔しいところです

 

納期を早めてほしいトラブル

たまにあるのが短い納期を強要してくるトラブルです。

近年、アマゾンなどの通販が広がり、当日または翌日発送が当たり前になってきました。

なんでも、注文すれば、すぐに送ってくれると思ってしまう人がいます。

特に普段あまりハンドメイド商品を買わない人に多い傾向があるように感じます。

ハンドメイドはあくまで手作りであり、物によっては受注生産のパターンもあります。

当然、納期は記入してあると思います。

でも、見ていないのですね。

名前

早く送ってください!

と文句がきたりもします。

こういう場合は、きっぱり断りましょう。

もちろん、お客様の希望を叶えた方が喜ばれます。

しかし、それでショップ側が辛くなるのであればやらなくてもいいと私は思います。

特急料金を提示するのも1つの手だと思います。

お客様がもしどうしても早く欲しいのであればその対価を払ってもらいましょう。

 

値切りトラブル

値切りはメルカリで販売した場合が圧倒的に多いトラブルです。

メルカリでは値下げをお願いするのが当然という文化があり、その延長でハンドメイド品にも値下げを希望をする人がいます。

これはきっぱり断りましょう。

ハンドメイド販売はあくまで手作りのモノを売っている商売です。

下手な値下げは自分の商品の価値を落とすことにつながります。

また、メルカリでは値引きしてるのにminne ではしないのか??など次のトラブルを呼ぶことにも繋がりかねません。

気軽に値引きするのは絶対にやめましょう。

対処法としては…

基本的なことになりますが、あらかじめ説明文の中に、「値下げ不可」と記載しておくことです

それでも、コメントで値下げ依頼が来ることもありますが、丁重にお断りしましょう。

 

細かいフルオーダートラブル

細かいフルオーダーのトラブルもたまにあります。

ショップによって、オーダーを受けていたり、セミオーダーまでだったりのそれぞれあると思います。

私の場合、セミオーダーを受けています。

「形状や型は変更できず、カラー変更だけ可能」

と言った感じです。

しかし、

  • ここを1センチ大きくしてください。
  • このパーツを買えてください。
  • もっとこうしてください!

など、フルオーダーに踏み込むような依頼がきます。

裁縫の場合、少しでも形が違えば、型を起こす必要が出てきたりと、1センチでも10センチでも手間は同じようにかかります。

1センチくらい…と思うかもしれませんが、時間もかかります。

対処法としては、

  • きっぱりお断りする。
  • 作成にかかる手間分の料金を乗せて提案してみる。

基本的にはこの2つです。

もし、オーダーをやる気がないのであれば丁重にお断りすることも重要です。

一度オーダーを受けてしまうと、噂が一人歩きして、他の人からもオーダーがきたりします。

本当です!世の中は意外と狭いものなのです。

オーダーを受けるのであれば、今後も受ける覚悟が必要だと思います。

そこだけ考えて決めましょう。

 

トラブルに対する考え方

ここまで、よくあるトラブルとその対処法についてお話ししてきました。

今ひとつ、明確な答えがないものもありましたが、完璧な対策など大手企業でさえ持ってないと思います。(ある程度のマニュアルはあると思いますが…)

この記事を読んでいて、

そんなに断ってばかりでいいの??

と、思った方もいると思います。

その辺はそれぞれの考え方だと思います。

正解はありません。

よく「お客様は神様です」という言葉がありますが、私の場合、お客様に感謝してはいますが、神様だとは思っていません。

商売とはお互いの欲しいものが合致した時に成立するものです。

お客様は欲しいものがあるからお金を払ってくださいます。

私も手間と料金が見合えば喜んで仕事をしますが、お客様の願いを叶えるための慈善事業をするつもりはありません。

もちろん、お客様に喜んでいただければとても嬉しいです。

感謝のレビューとかがあればモチベーションも上がります。

お互いwinwin の関係が成り立たせることができれば、お互い気持ちよく取引ができます。

お客様だけのwinでは、いつか嫌になってしまいます。

楽しんでショップを続けるために、丁重にお断りすることも重要だと思います。

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