ハンドメイドで作ったものは、minne などのハンドメイドショップだけでなく、メルカリでも売れるのでしょうか?
実際に販売してみてわかったこと、メリットデメリットについてご紹介しようと思います。
目次
売れます!
はじめにこの記事の核心にせまってしまいますが、ハンドメイド品をメルカリで売ることはできますし、もちろん売れます。
実際にやってみると、minne などと大きくは変わりません。
ちゃんとした説明や写真など最低限をしっかりやれば普通に売れました。
ただ、ハンドメイドショップやアプリと違う部分もいくつかありましたのでご紹介しておきますね。
このままじゃ、この記事つまらないですし…ww
ブランド化してない人が多い
メルカリで販売をする上で、どんな感じなのか市場調査的な感じで見て回りました。
そこで気になったのが、ショップ名やブランド名を掲げてない人が多いということです。
ハンドメイドショップでは皆さんは、ショップ名やブランド名を掲げて販売をしています。
ショップ名を掲げる事は、商品に責任が発生すると同時に、長い目で見ればブランド力がついてきて、売りやすくなっていきます。
しかし、メルカリではそういった方が少ないように感じました。
確かに、ショップ名のタグをつけたりするのは費用も手間もかかります。
また、トラブルがあった時に評価が落ちてしまうというのも一つの問題点だと思います。
メルカリの販売者名ならすぐに変えることもできますし、気楽なのかもしれませんね。
そうゆう意味では、よりライトで、趣味に近いユーザーが多いのかもしれません。
「なら、メルカリのが簡単じゃん!」
と、安易に考えるのは良くありません!
ライトな作家を舐めてはいけない
ブランド化もしてないライトな作家をが多いなら参入も容易く感じますがそうではありません。
ライトな作家は価格が安め
初心者の頃によくある考え方なのですが、
「自分の作品にお金がつくなんて…」
という考えがあります。
「材料費だけ貰えれば…」
「あくまで趣味だから…」
ハンドメイド販売を生業とする場合、ご法度な考え方だと思います。
しかし、この考えを持つ人たちは、材料費だけの価格で販売します。
そうなった時に儲けを考えてるショップの価格はどうしても高くなりがちです。
ブランド力があるならともかく、同じようなものを作っていてはノーブランドには勝てないかもしれません。
クオリティが低いわけではない
ショップ名やタグがないからといって、作りが雑なわけでもなければ、縫製が汚いわけでもなさそうです。
写真だって統一感があって綺麗なものもあります。
つまり、価格が安価な分、中途半端なハンドメイド作家より手ごわいのかもしれません!
そこを頭に入れておきましょう!
メルカリのメリット・デメリット
値引き交渉が発生する
これはメルカリで言えば普通のことなのかもしれません。
実際、ハンドメイドじゃないものを売る場合、私自身も値引き交渉される想定で価格を付けます。
そういった文化がある分、ハンドメイドに対しても値引き交渉をする人がいるのです。
私はハンドメイド作品はお手製で作るものであり、当然量産されたモノよりも高くてしかるべきだと思っています。
これは作家さんへの敬意であり、その辺はマナーだと思います。
だからこそ、ハンドメイドイベントやminne などでも値引き交渉をする人はあまりいません。
しかし、メルカリの人たちは値引き交渉するのは普通であるため、特に悪気もなく値引きのお話をしてきます。
別に構わないのであれば、いいと思いますが、私はなんとなく疲れを感じてしまいました。
そんなグチでした。
発送までの期日が短い
メルカリはあくまであるものを売るのが前提のシステムであるため、発送までの期日が短く設定されています。
最大で「4〜7日」です。
作ってあるものを売る作家さんは全く問題ないと思いますが、受注生産で請け負っている作家さんには忙しくなると大変かもしれません。
その辺も考えてみましょう。
販売手数料はそこまで高くはない
メルカリの手数料は一律10%が基本です。
minne の手数料は10%、creema の手数料は8〜12%(最初は12%)です。
このように見てみると特別高いわけではないことがわかります。
ハンドメイドに興味がない人の目に留まることも
minneやcreemaを見に来る人は少なからずハンドメイドに興味がある人です。
もちろん興味がある人の方がハンドメイド作品に理解があり、購入もされやすいです。
しかし、もしかしたらハンドメイド事態に興味がなくても、あなたが作る何かには興味があるかもしれません。
ハンドメイド好きの人以外にもアピールしお客様の幅を広げるという意味では良い機会を得ることができるかもしれません。
メルカリ独自のルールがある
メルカリには、他にはない独自のルールの様な暗黙の了解のようなものが存在します。
それが即購入不可や〇〇専用などです。
「即購入不可」は販売者側がいたずらに購入されない様にするためのものであり、売り手が決めて商品説明欄に書いています。
逆に、「即購入可」と書いている人もいます。
次に「〇〇様専用」です。
これは、コメントなどのやり取りがあり、すでに売却相手が決まった場合に使用します。
「もう交渉済みだから誰も買わないでね」
そうゆうアピールです。
もちろんハンドメイド作品でも使用される場合があります。
例えば、オーダーメイドでお作りしたものの写真を記載したところ他の人に購入されてしまうと面倒なことになります。
そんな時に専用表示が使えるのです。
まとめ
そんなこんなでメルカリでハンドメイド販売することについてお話してきました。
メルカリには、メルカリ独自のルールや客層があり、それに合ったショップがひしめいています。
その中で自分がうまくやっていけるのか。
他の作家さんよりも光るものがあり、販売につなげていくことができるのであれば、より広い客層に販売を広げることができます。
その辺も考慮して考えてみてはいかがでしょうか。
メルカリの登録自体は無料なので、気軽に試してみて、ダメならやめてもいいのかもしれません。