この記事ではハンドメイドにおける送料のことについて紹介します。
みなさんもよく「5000円以上の購入で送料無料!」というのを見ると思います。
では、送料無料にすることの効果はなんなのでしょうか
送料無料の効果とは
ネットショップでよく見かける
「いくら以上のお買い上げて送料無料!」という文言。
お客様からしたら送料無料なんて、そんなうれしいことはないですよね。
では、ショップからするとどのような効果が見込めるのでしょうか
それぞれ見てきましょう
合わせ買いで客単価アップ
お客様が欲しいと思った商品の購入を考えています。
・価格4000円
・送料500円
だったとします。
合計で4500円の支払いになります。
ただ、5000円以上のお買い上げで送料無料です。
そんなところに、1000円の小物が売っています。
1000円のものを買っても
5000円送料無料です。
事実上1000円のモノが500円で買えたという考え方もできますし、お買い得です。
そんな人の心理をついた戦略が送料無料なのです。
上の例は極端な例ですが、それによって買う予定がなかったものを買ってくれる可能性があります。
また、送料無料になるから一緒に買おう!と言って友達と一緒に2つ買ってくれるパターンなどもあると思います。
一人が買ってくれるはずだったものが二人に売れました。
この合わせ買いの効果によって客単価のアップが見込めます。
発送準備を短縮
2つの発送先が1つになれば時間は半分になります。
商品が売れた場合、メッセージカードを書き、ラッピングして、梱包して、発送伝票書いて、発送しに行って。
なんだかんだ、時間がかかります。
これだけでも時給にしたらバカになりません。
私の場合、15〜30分くらいかかってるかもしれません…
時給1000円だとしたら500円分くらいかけてしまっていますね。
考えものです……
そう考えてみると、合わせ買いしていただくことで発送時間が短縮できるのはとても大きなメリットがあります。
送料無料で嬉しい
もちろん、お客様は送料無料になって嬉しいはずです。
私も購入する側の立場になってみれば、送料は掛からないに越したことはないと思います。
これはお客様とショップのお互いにメリットがある施策だと思います。
世の中ってお互いにメリットがあるwinwinの関係が大事です!!
送料無料のボーダーライン設定
自分の主力となるとなる商品がそれぞれあると思います。
一番よく売れるものなのか作りやすいものなのか。それはそれぞれです。
主力となる商品より少し上の価格に送料無料のボーダーラインを設定してみましょう。
すると、もう少しで送料無料なのに!ってお客様は思い、他に欲しいものがないか探してくれるかもしれません。
主力と送料無料価格があまりに離れているのは望ましくありません。
合わせ買いの意欲をそそられないからです。
逆にそれより安くしてしまうと常に送料無料になってしまいますww
主力商品と合わせ買い商品
私の場合主力商品が5〜6000円と、少し高めです。
送料無料のために主力商品を2個買うのは少しハードルが高くなります。
そこで、合わせ買いしやすい価格の商品を別途用意しています。
これによって合わせ買いを誘引し、客単価アップを狙っています。
このように合わせ買いしやすい価格帯の商品を用意しておくのはおすすめです。
送料無料で損しないために
送料無料は一見、客単価がアップしていいことばかりのように感じますが、実際は送料を負担しなければなりません。
これでは、客単価が上がっても利益は上がらないじゃん!
そう思われると思います。
だからこそ、送料無料のボーダーラインを設けるのであれば価格設定はシビアに考える必要があります。
私の場合、負担するであろう送料の1/2を商品価格に乗せています。
それによって、2つ買ってもらえば送料がペイできる設定です。
世の中のネットショップを見ていても、送料無料のところは商品価格に乗せているところが多いですね。
まとめ
- 送料無料を設けることで合わせ買いが期待できる
- 合わせ買いはショップとお客様のwinwinの関係が成り立つ
- 合わせ買いしたくなる送料無料ラインを設ける
- 送料無料をやるなら価格設定はシビアに
送料無料で損をしないためにしっかり設定しましょう。