ハンドメイド作家のみなさんはなにを意識して商品名を付けていますか?
いくらオシャレな名前をつけたからといって検索に引っかからなければ買ってもらえる可能性は低くなります。
この記事ではどんな商品名がお客様から見てもらいやすいのかについて考えていきます。
検索でヒットしない商品は見つからない
あなたの作品がどんなに良かったとしても、誰の目にもとまらなければ、売れることはありません。
もちろん、出品してすぐは「新着」ページに載ります。
ただ、それはかなり短い時間です。それ以降は検索でヒットすることでお客様の目にとまるようになります。
検索でヒットしなければ売れる可能性が低下することは間違いありません。
ハンドメイド作家のみなさんも、他の作家さんの商品を見たりすると思います。
「これいいなっ!」って思ったけど、お気に入りするの忘れた。
こんな時になかなかその商品が見つからない…それっぽいキーワード入れて検索してるんだけどなぁ…
なんてことはないでしょうか?
お客様も同じです。
一度見て購入を決めるわけではなく、迷って、何度も見たりして購入を決意する人も多いはずです。
そんな時にすぐに見つからなければ、別の商品に流れてしまう可能性があります。もしかしたら、見つからないからと諦めてしまうかもしれません。
大事なチャンスを逃さないためにも、検索にヒットする商品名を付けることが重要になります。
検索にヒットするキーワードとカテゴリー
では、検索にヒットするにはどうすればいいのでしょうか?
商品を検索にする際には、フリーキーワードで探すか、カテゴリーから探すことが多いのではないでしょうか。
フリーキーワードでヒットする為に
わかりやすい言葉をチョイス
みなさんは手首につけているそのアクセサリー。なんというでしょうか?
腕輪?そんな呼び方しませんよね。
ブレスレットやバングルと呼ぶと思います。
商品名に腕輪なんて書く人はいないと思いますが、あくまで例えです。
自分だったら、この商品を見つける為になんて検索するか。それを考えるだけです。
自分が検索する身の時は何気なくできていることが、いざ命名する側になるとできなくなることがあります。
一度、お客さんの気持ちになって考えてみるといいでしょう。
特徴やポイントを入れる
「トートバッグ」だけで検索をかける人はあまり多くありません。
なぜなら、トートバッグだけでの検索では、無限のようにで商品がでてきまい、欲しいものが見つからないからです。
もし検索する人がいたとしてもあまり買う意思がないと考えられますね。
多くの人が自分がイメージしている商品を見つける為に2語以上で検索すると考えられます。
その言葉にマッチしたものだけがヒットします。
だからこそ、商品名には特徴が必要です。
例えばトートバッグであれば、
- 生地(帆布など)
- サイズ(A4など)
- 使い方(ショルダーにもなど)
- 色
- 雰囲気(大人っぽい、ガーリーなど、カジュアル)
- 用途(仕事、学校など)
- その他(オーガニックなど)
少し考えただけでもこれだけでてきます。
この中からいくつかを組み合わせてみると…
「A4サイズも入る帆布のトートバッグ。カジュアルで学校にもおすすめ」
みたいな感じになります。
「トートバッグ①」みたいな商品名はもってのほかです。
ターゲットとしている人を想像して、商品名を決めていきましょう。
カテゴリーからの検索には
マーケットプレイスによっては、複数のカテゴリーに商品を登録できるサイトもあります。
その場合はもちろん多い方がいいでしょう。
その方が多くの人の目にとまりますから。
しかし、一つのカテゴリーしか選べないサイトの方が多いように感じます。
では、カテゴリーはどのように選べばよいのでしょうか
例えば「陶器のピアス」の場合、陶器よりもピアスのカテゴリーを選んだほうがいいでしょう。
もちろん商品名には「陶器」と「ピアス」の両方のキーワードを入れる必要があります。
ただ、カテゴリーの場合は一つしか選べない場合があります。
その場合は質感や素材よりも用途のカテゴリーを選びます。
それはお客様が用途で探す場合が多いからです。
カテゴリーでの検索はかなり広い範囲に及びます。そのため、「陶器」カテゴリーを見たとしても、用途である「ピアス」が出てくるとは限りません。
おそらく、お皿やコップなどが多く出てくるでしょう。
このように、素材での検索に比べ、用途での検索の方がお客様の欲しいものが多く出てくる傾向にあります。
だからこそ、カテゴリー選びでは「用途」を優先するべきなのです。
まとめ
- 検索でヒットしない作品はお客様の目に入り辛い
- キーワード検索でヒットするために難しい言葉は使わず、自分が検索する時に使いそうな言葉を使う
- 作品の特徴やポイントを商品名に入れることで、ピンポイントでヒットする可能性が上がる
- カテゴリー選びは用途で選ぶことが重要