皆さんハンドメイド販売していると当然お金の出入りがありますよね。
このお金の動きは商売をやっていく上でとても重要なことになってきます。
お店が儲かっているのかがわかるのはもちろんですが、税金の管理にも直結します
この記事では、ハンドメイド販売における費用の管理についてご紹介します。
経費の管理
経費とは事業を行っていく上で必要な費用のことです。
つまり、ハンドメイドで利益を出していくためには、必要な費用をあらかじめ書きだして、管理することが必要になります。
これを怠ると儲かっているようで実は赤字だったなんてことになりかねないので注意しましょう。
経費となるものの例をいくつかあげてみます。
- 材料費
- 作業代
- 人件費(人を雇うなら)
- ラッピング代
- 送料
- 交通費(買い物に行った時)
- 参考書の購入
- ハサミなどの消耗品
- ミシン(私の場合、バッグがメインなので)
- 電気代などの光熱費
- ホームページのサーバー代
- 宣伝費(ショップカードなど)
- 通信費
ざっとあげてもこれだけあります。
経費がいくらかかっているのかわからないと利益が計算できませんよね。
使用した金額を手書きの帳簿やパソコンなどで管理しましょう。
オンラインの会計ソフトなどを使用すると確定申告
の際に楽ができますし、スマホでも管理ができるので入力が気軽にできます。
無料お試しなどもあるのでいくつか使ってみて使い勝手がいいものを使用するのがおすすめです。
会計ソフトfreee
クラウド請求管理サービス Misoca
これらの経費となるものは必ずレシートなどの買った証明になるものを保管しておきましょう。
売上の管理
売上もしっかり管理しましょう。
minneなどのハンドメイドマーケットプレイスで商品が売れた場合、売上価格から手数料が引かれます。
この手数料も経費として計上できますので、確認しておきましょう。
売れた金額をそのまま考えていると手数料分ずれていってしまいますので注意してください。
入出金の管理をするのにオススメなのが会計ソフトであることは前項でお伝えしましたが、
お金関係でもう一つ必要性が高いものが、専用の銀行口座とクレジットカードです。
専用の銀行口座とクレジットカードを作るべき理由
- プライベートの銀行口座と一緒のものを使用しているとどこまでがハンドメイドのお金かわからなくなる。
- 専用口座の残金を管理していれば、ハンドメイドで利益が出ているかが一目瞭然。
- 赤字に気付けるし、増えてくのも見えてモチベーションもアップ。
- 使ったお金がまとめて出力できるので、確定申告の際に楽。
上記のような理由から専用の口座およびクレジットカードは作った方が良いでしょう。
私の場合、裁縫関係の資材や消耗品は楽天で買うことが多いので、楽天カードと楽天銀行
にしています。
プライベートでのネットショップはアマゾンが多いのですが、資材関係は楽天の方がいろいろあるイメージです。
楽天でまとめることでポイントも貯まりやすく、その貯まったポイントで好きなものを買ったりしてますww
※ポイントで買ったものは経費として認められないので、プライベートで使っちゃいましょう!!
利益の管理
利益とは今まで話してきた売上から費用を引いたものです。
利益=売上-費用(経費)
売上のすべてが利益になるわけではありません。
売上から材料費を引いたら利益がでると思っていませんか?
それは大きな間違いです。
他にもたくさんの経費がかかって、商品を作ったはずです。
上であげた、光熱費や買い物の交通費、送料、ミシンの代金。
すべての経費を考えておく必要があります。
たとえば、光熱費を例にあげてみましょう。
例)光熱費
一か月の光熱費(ハンドメイドで使用した分のみ):1500円
一カ月間で売った商品の数:30個
1500円÷30個=50円
この場合、一個当たり50円光熱費がかかっています。
このようにすべての経費をしっかり考えて利益を計算する必要があります。
ただ、これを一個売れるたびにやっていたら、時間がいくらあっても足りませんよね?
だからこそ、売値を設定する時にしっかり計算しておく必要があります。
原価と販売価格をしっかりすれば一度の計算で利益が出ていることがわかります。
もちろん、材料の値段などが変更になったら原価計算をしなおしてくださいね。
まとめ
- 確定申告と利益管理のために経費はしっかり管理することが重要
- 手書きがめんどくさければ会計ソフトがおすすめ
- 専用の銀行口座とクレジットカードを作ることでお金の動きが見やすくなる
- 利益=売上-費用
- 費用=材料費ではない
- 原価計算をしっかりして値段をつければ後は会計ソフトに入力して行くだけ