「ブランド力、ブランド力」っていうけど、自分のハンドメイドショップのブランド力ってどれくらいなんだろ…
そんなあなたは1度ブランドアイテムを販売して、試してみるのもいいかもしれません。
目次
ブランド力とは
みなさんはブランドと聞いてどんなイメージを持つでしょうか?
GUCCI、プラダ、シャネルなど有名なブランドを思いつく方もいると思います。
少し調べてみると…
コトバンクより引用
この様な記事がありました。
そのブランドの持つ魅力やイメージという感じですね。
ブランドというのは基本的に自分で作れるものではありません。
ブランドとして成り立っているか?
まず今現在ショップはブランドとして成り立っていますでしょうか?
友人とか知り合いではない人は、あなたの屋号を知っていますか?
ファンになってくれていますでしょうか?
それはどれくらいの人が知ってくれていますか?
そのうちどれくらいの人が商品に興味を持ってくれていますか?
買ってくれていますか?
例えば、知ってくれている人が100人いたとします。
その内、興味がある人が50人、買ってくれる人は20人とどんどん減っていきます。
知ってる人 > 興味がある人 > 買ってくれる人
このような構図は変わりません。
だからこそ、売上を上げるためには知ってる人を増やす(認知度を上げる)必要があるのです。
それがブランド化です。
ショップのブランド力はどれくらいなのか?
では、ブランド力はどれくらいなのか気になるところです。
ブランドの定義は魅力やイメージということでしたが、漠然としていてイマイチわかりません。
なので、この記事ではファンの数というイメージで考えていきます。
では、ファンの数を考えた時にどんな方法で調べられるでしょうか?
1.SNSのフォロワー
まず最も簡単な方法として、SNSのフォロワー数を見るということです。
まぁ、SNSのフォロワーが全員ファンだとは思えません。
ただ、認知はされており、興味があることは確かです。
※ここでは、相互フォローやFXの宣伝などは除きます。
次に見るのが投稿に対する反応の数です。
「いいね」や「コメント」をしてくれる人はただのフォロワーよりもさらに興味がある人です。
要するに「いいね」などをしてくれるアクティブユーザーが増えることは、ブランド力が向上してきていると考えられます。
では、皆さんアクティブユーザーの数はいかがでしょうか?
10ですか?100ですか?1000ですか?10000ですか?
それはあなたのショップの認知度です。
お客様にイメージしてほしいショップ像(ブランド)を意識してSNSをやっていくとブランド化がうまくいくかもしれません。
2.ブランドアイテムを売ってみる
要するに自分のブランドのグッズを売ってみるということです。
例えば、ディーンアンドデルーカがトートバッグを出していますよね?
ディーンアンドデルーカ自体はパンやコーヒーなどのカフェや雑貨がメインのイメージです。
しかし、全く関係のないトートバッグが売れています。
東京で電車に乗れば見ない日はないくらいです。
機能性が優れているわけでもありません。
安いものでもありません。
シンプルなデザインで特別可愛いわけでもありません。
ショップ事業に関係あるものでもありません。
それでも売れています。
なぜか?
それはディーンアンドデルーカというブランド(名前)に価値を感じているからです。
「ディーンアンドデルーカ持ってる私かっこいい」
「私はディーンアンドデルーカのファンだよ」
という、アピールしたいくらい、ディーンアンドデルーカが好きなのです。
または、ディーンアンドデルーカを持ってる自分が好き?
では、自分のブランドはどうなのか?
何かメインで売っているものとは少し違うものを作ってみると面白いと思います。
最近はなんでも簡単に外注できるようになりました。
ロットも小さくなったりしてきています。
これらを実際に販売してみて、買ってくれる人がたくさんいれば、それだけしっかりとしたファンがいるという考えができます。
グッズを買うというのは、SNSの「いいね」と違い、お客様もお金がかかります。
それだけハードルが上がるということです。
それでも買ってくれた本当のファンは大事にしていきたいものです。
実際ブランドアイテムを作ってみた
実際にグッズを作ってみました。
ちなみに、私はステッカーとTシャツを作りました。
で、結果はどうだったかというと……
8割がた売れました。
在庫を持つのが怖かったので、かなり少なめに作りましたが、すぐに売り切れてしまい、増産した結果、残りました(笑)
グッズが売れるようになれば少し楽できる。
今回は在庫が残ってしまうという結果になってしまいましたが、わかったことが1つあります。
それは、ブランド化が進めば、楽に儲かるということです。
ハンドメイド販売は労働力を売ってお金を得ます。
しかし、グッズはできてきたものに価格を上乗せして売ります。
自分は販売するだけです。
楽です!
働かなくても利益が出ます。
まぁ、在庫が残ればロスになるしいいことばかりじゃありません。
ただ、自分で作るハンドメイド販売とはまた少し違う視点で見ることができたということです。
まとめ
- ブランド力とは、そのブランドが持つ魅力やイメージ。
- お客様からの認知度であり、ファンの数によってある程度測れるのではないか。
- SNSのアクティブユーザーを確認することも1つの指標になる。
- ブランドアイテムを売ってみると、よりシビアにファンの数を知ることができる。
- 外注のアイテムは、利益率は良くないものの、労働しなくていいのがいい点(売れさえすればww)