最近はマーケットプレイスも数が多くなっており、どこに登録するべきなの迷うことも多いと思います。
この記事では、数あるマーケットプレイスの主な特徴と手数料などを元に、どこに登録するべきなのかについて考えていきます。
目次
ハンドメイド通販サイト(マーケットプレイス)とは
近年。ハンドメイドブームが起こっており、だれもが簡単に作品を販売できるようになりました。
そのハンドメイドブームができた要因の一つがハンドメイドマーケットプレイスです。
ネット上のお店に多くのハンドメイド作家が集まり、自分の作品のフリーマーケットを開いているイメージです。
最近はなんでも量産品が増えてきており、安く買える時代になりました。
ポーチひとつとっても100円で帰る時代です。
そんな中、マーケットプレイスでは、似た形状のポーチが1000円で売れています。
これは消費者が量産に飽き、数が少なく温かみのある手作りの良さを再確認してきているからなのかもしれません。
そんなハンドメイド作家とハンドメイド好きが集まりる場所がハンドメイドマーケットであり、初心者ハンドメイド作家を支えてくれる場所でもあるのです。
主なハンドメイドマーケットの特徴
最近の主なハンドメイドマーケットはminne、creema、iichiなどがあげられると思います。
minne
ハンドメイド通販の中でも最も大きいサイトであり、作家数も30万人と圧倒的に多いサイトです。
バッグなどのファッションだけでなく、DIYなどの家具やパンなどの食品も販売できる幅広いサイトになっています。
CMや雑誌などによる認知度も高く、さすがGMOペポパが運営しているだけのことはあります。
全体的に敷居が高くないイメージで初心者も始めやすい雰囲気があります。
客層は10~30代くらいの若い女性が多いのではないでしょうか。
creema
作家数約8万人とminneには少し劣りますが、作品数ではあまり大きな差がないイメージです。
ネットショップだけでなく、リアルのイベントなども開催しており、顔を見て販売していきたい人やイベントに積極的に参加していきたい人にもオススメです。
客層としては20~40代くらいのおしゃれや少し大人っぽい雰囲気を好む女性がターゲットのイメージです。
iichi
作家数約2万人と上のサイトには少し劣りますが、プロ意識の高い本格的な商品が並んでいるイメージです。
プロ方も多く、デザイン性や技術が優れた商品が多く並んでいます。また、他のサイトに比べて男性が多いとの話も聞きます。
客層としては30~50代の金銭的に少し余裕がでてきた女性が多いイメージです
主なハンドメイドマーケットの手数料
販売手数料 | |
minne | 10% |
creema | 8~12% |
iichi | 20% |
minne
minneは販売手数料10%(税別)です。
まあ、そんなに高くはありませんが、2000円以上の売り上げがあると毎月強制的に振込されてしまいます。
毎回、振込手数料172円がかかってしまうので売上が少ないと少し辛いです。
creema
creemaは売上によって販売手数料が変わります。
基本的には12%(税別)で、3カ月間の合計売り上げが9万円以上の場合9.5%、21万円以上の場合8%となっています。
計算してみると、月3万円以上売り上げることができればminneよりも手数料が安くなります。
ただ、毎月強制的に振り込まれるわけではないので登録しておいても損はないと思います
iichi
iichiの販売手数料は20%と他に比べて高く設定してあります。こちらも毎月振り込まれる設定の様ですね。
振込手数料は3万未満で172円、3万以上で270円です。
プロの作家さんが多いことも手数料が高い要因の一つなのかもしれません。
どのマーケットに登録するべきか
さて、ここまで各ハンドメイド通販サイトの特徴を説明してきましたが、どこに登録するのがいいのでしょうか。
結論からいえば、それはあなたの商品の雰囲気やターゲットに寄ります。
あなたの作家名やブランド名を決める時には、ある程度どんな商品をどんな人に届けたいかが決まっていると思います。
そうなると、ハンドメイド通販サイトに登録しようとする時には、ターゲットが決まっているはずです。
若い子に向けた安価でかわいい商品ならminne、少し効果で落ち着いたイメージの商品ならiichiが売りやすいかもしれません。
あなたのブランドイメージに合ったサイトに登録してみるのがいいでしょう。
また、登録するのは1か所である必要はありません。
私も2~3か所登録していますし、その中で合っているサイトだけを使用してもいいのです。
とにかく、あってそうなサイトにいくつか登録して様子を見ることをオススメします。