ハンドメイド作品をネットで販売して行く上で、写真は作品の伝える1番の要素です。
写真に気を使う事で売上に直結しますので、5つのポイントをしっかり意識して撮影しましょう。
雰囲気に合った背景
写真の背景は重要です。
ここでは、誰でも簡単にできる背景を2つ紹介します。
白色の背景
背景を白くするだけでも、印象はかなり変わります。
家にあるダイニングデーブル上で撮るよりも、作品に目がいくようになり、引き立ちます。
白色や黒色は無彩色といい、他の色を引き立ててくれる効果があります。
まあ、作品をシンプルでスタイリッシュに見せてくれたり、清潔感を出したりする効果もあります。
何よりプロっぽい!
素人感がでないことも大きなポイントだと思います。
ダンボールと紙で簡単に白背景の環境が作れます。
ぜひやって見てください。
木目調背景
明るめの木目調は背景におすすめです。
綺麗な木目調なのか、少しレトロ感のある木目調なのかでも作品や空間のの印象が大きく変わってきます。
ホームセンターに行って少し大きめの木板を買ってくれば簡単にできます。
こういった少しの気遣いが作品の見栄えを良くしてくれます。
お試しあれ。
サイズ感がわかるように
作品だけを写真で撮っていると、アップの方がよく見える!
そう思うことが多々あります。
しかし、アップの写真だけだと作品のサイズがわかりません。
これはお客様からしたら致命傷ですし、クレームを招くとこにもなりかねません。
もちろん、文字で高さ〇〇×巾〇〇と書いてあります。
こちらに比はないからクレーム言われても…
と、思ったあなた!
それはきっと間違いではないですが、それではファンはついてくれません。
常にお客様の目線に立ってあげることで、問題を減らし、ファンを作ることができるのです。
話がそれました。
では、サイズはどうしたらわかるのでしょうか?
それは誰でもわかる対象物を置いてあげればいいのです。
手で持ってみたり、ハンガーにかけてみたり。
そんな些細な写真が購入までのあとひと押しをしてくれるはずです。
季節に合わせてアレンジ
写真を季節に合わせてアレンジしてみましょう!
これから夏本番!
そう思って撮った作品の写真を秋になってもそのままにしていませんか?
売れ残ってしまったのは、しょうがありません。
でも、これから次の夏が来るまで1年間放っておく気ですか?それは少し勿体無いように感じます。
アクセサリーやバッグの背景を少し秋っぽい色合いにしてみたり、実際に使っている写真の人が秋っぽい服装だったり。
それだけで印象が全然違います!
売れないからいいやっ!
ではなく、少し手をかけてあげればまたチャンスはやってきます。
季節に合わせて写真も衣替えしてみてはいかがでしょうか?
使用したイメージがわかるような写真を一枚入れる
商品を売るということはモノを売ること。
それだけではありません!
商品をい売るということはその後の楽しい生活を売っています。
買った作品を使うことで、生活が楽しくなったり、豊かにしてくれるという所に価値があります。
「このアクセサリーをつけてデートに行ったら、彼氏にかわいいって言われるかも!!」
ここまでイメージしてもらえる作品であることが重要だと思います。
そのためには絞ったターゲットが
「どんなシチュエーションで使うのか」
これを意識して写真を撮ることが重要です!
立体感で形状を明確に
立体感のある作品はその立体感を表現することも重要です。
もちろん紙のような商品であれば立体感はあまりありません。
しかし、バッグやアクセサリーではどうでしょうか?
下に置いてある状態で、立体感や形状が完全に表現できますか?
ピアスは耳につけるものですよね?
デーブルにおいて使うものではありません。
じゃあ、少し小物を足してぶら下がる感じを表現した写真があってもいいと思いませんか?
今回はピアスを例にとりましたが、何の作品であっても形状や奥行などがわかる写真が一枚あるといいと思います。
まとめ
- 初めは白背景や木目調の背景で構いません。少し気を使ってあげるだけで世界観を表現しやすくなります。
- サイズは文字だけじゃ伝えきれません。しっかり対象物を置いて相対的なサイズ感を表してあげる方が親切です。
- 作品の写真も衣替えしてみましょう。他の季節でも活きてくれるはずです。
- 作品の使用するシチュエーションをイメージした写真が一枚あると、買った後の現実味がわかりやすくなります。