誰にでも初心者の時期があります。
私も、初めの頃は良く本を読み漁り、わかりやすいものを選んで知識を吸収していきました。
ハンドメイド販売を目指している人だけでなく、お子さんの入園グッズの作製のために洋裁を始めようと考えている方に贈ります。
この記事では、洋裁初心者関連の本に焦点をあてておすすめの本をご紹介していきたいと思います。
1位 パターンから裁断までの基礎の基礎
私も愛読している水野佳子先生の基礎の基礎シリーズになります。
こちらの本はソーイング本に付いてくる実寸サイズのパターンを使用して作る時に行う、裁断やパターンのサイズ補正などについて写真を使って詳しく書いてあります。
・パターンを使って作ってみた。形にはなったけれども、いまいちキレイにできない。
・パターンを使った洋裁をやってみたいが何からやっていいかわからない。
そんな方にオススメの一冊です。
より正確にパターンを写し、より正確に裁断、しっかりとサイズ補正ができるように詳しく書いてあります。
また、柄生地や毛の長い記事の場合のパターンの取り方や裁断についても書いてありますので、一度は読んでみていただきたいオススメ本です。
2位 イチバン親切なソーイングの教科書
かわいきみ子先生が書いているソーイングの基礎本です。
道具の選び方や生地の種類など、基礎の部分をオールカラーの豊富な写真でわかりやすく説明している一冊です。
今まで自己流で洋裁をやってきて、なんどなく悩んでいたけれどもそのままにしてきたような細かい部分までしっかりと説明されています。
洋裁を始めるきっかけとして多い入園グッズの作製にも役に立つ入門書としてオススメの一冊になります。
3位 はじめましての洋裁教室
こちらの本は洋裁だけでなく、ミシンを使っての裁縫さえ、あまりやったことがない方にオススメの一冊です。
布に合ったミシン針と糸の選び方や縫い始めはかえし縫いをする。などかなり基礎の部分から始まります。
基礎からパターンの写し方、自分に合ったサイズ編集まで書いてあり、勉強になりますが、実寸サイズの型紙が入っているわけではないので、この本一冊で作品ができる本ではありません。
最終的にはポケットの付け方やファスナーの付け方までかわいらしいカラーイラストで分かりやすく書いてありますので、今までなんとなくパターンに合わせて自分流で作ってきた方もおさらいも含めて読んでみていい本だと思います。
4位 いちばんよくわかる かんたんかわいい通園通学グッズ
ハンドメイドを始める多くの理由がお子さんのために作るというパターンではないでしょうか?
最近はオーダーを受け付けてくれるお店も増えましたが、自分で作りたい方もまだまだ多いと思います。
私は、通学グッズ勉強のために読みましたが、通園に必要なものはある程度網羅されており、エプロンなども載っているのでおすすめの一冊です。
ただ、かんたんといってるだけあって、裏布がないシンプルなレシピも多いので本格的なものを作りたい人には向かないかもしれません。
5位 誌上・パターン塾シリーズ
このシリーズはトップ編やスカート編、パンツ編、ワンピース編などに分かれており、それぞれかなり詳しくパターン作りについて書いてあります。
基礎講座、特別講座、実習など内容がレベルごとに分かれており、全てをマスターする頃には、自分である程度のパターンが作れるようになるという代物です。
実寸サイズの型紙もあり、完全な初心者というよりは、型紙でいくつか作ってみたけど、より自分の思い通りの作品が作りたい人向けの本になります。
ハンドメイド始めたころは早く実際の作品を作ってみたくなり、レシピ本に目がいきがちですが、その前に基礎専用の本を一冊読んでおくと最終的なできあがりが全然違ってきます。
気持ちはわかりますが写真集の様なレシピ本を買う前に、基礎の本一冊読んでみることをおすすめします。