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[計算方法例]ハンドメイドの光熱費や通信費、ガソリン代は経費になる!家事按分の割合とは

家事按分

ハンドメイド販売をやっている人の中には、自宅兼工房としている人も少なくないと思います。

その時の光熱費や家賃はどうしているでしょうか?

ちゃんと経費として扱えていますか?

経費になるのは知ってるけど、どんな割合で計算したらいいのかわからないという人も多いと思います。

そんな人のために家事按分の割合についてご説明しようと思います。

ハンドメイドの光熱費などは経費になる!

ハンドメイドなどをする上でかかったお金は必要経費になります。

経費が多ければ、収入から引くことで税金が減ります

しかし、プライベートと仕事の両方で使っているものはどうなるのでしょうか?

例えば、光熱費…

電気は普段生活していれば必ずと言っていいほど使いますよね?

でも、ハンドメイドの作業をするのにも使います。

では、電気代全て経費にしていいのでしょうか?

それはダメです。

ダメというか、認められないでしょう。

それは全ての電気代をハンドメイド販売に使ったわけではないからです。

そのため、電気代の何割かを決め、経費として計上します。

これを家事按分といいます。

経費の家事按分の割合はどうやって計算するの?

では、決まった割合と言いましたが、実際にどのように考えればいいのでしょうか?

1つずつ見て行ってみましょう。

光熱費

まずは光熱費です。

光熱費の場合、多くは電気代になると思います。

もし、ガスを何かに使っている場合はそれも同じように経費とできます。

電気代の場合、使用時間や消費電力で計算することができます。

例えば、

一月の電気代が10000円で、

1日3時間、月に20日ハンドメイドの作業をしたとします。

その場合、単純計算で

10000×3/24時間×20/30

という計算ができますので、

833円が経費とすることができます。

ただ、電気代が24時間平均的にかかっている訳はありません。

夜寝てる時や外出中はほとんどかかってないかもしれません。

その辺の計算は、それぞれ生活パターンによって大きく異なってきます。

税務調査の際に、しっかりと説明できる計算さえしていれば、自分で割合を決めることができます。

消費電力で計算する方法もあります。

家電製品のワット数を確認して使用時間を掛けます。

少し面倒なので私は好みませんが、正確にやりたい方にはオススメです。

家賃

家賃は基本的に面積で考えます。

床面積が50m2で家賃10万円の家に住んでおり、その内、工房スペースが10m2であれば、

10万円×10/50m22万円

このような計算になります。

よって、家賃のうち経費とできるのは2万円となります。

家賃の経費で気をつけならなければいけないのが、持ち家の場合です。

ローンで購入したとしても持ち家は一部を経費計上できません。

経費になるのは賃貸だけだということを覚えておきましょう。

通信費

通信費はインターネット代や携帯料金などになります。

もちろん、自宅に電話を引いていて、商売に使っていればそれも一部は経費になります。

例えば、

インターネット代が月6000円で週に5日仕事で使うとします。

6000×5/7日=約4300

インターネット代として約4300円が経費になります。

スマホ代金も同じ考え方です。

最近はインターネットとスマホがセットで入会すると安くなるところが多いので、合わせてる人も多いと思うので別々よりも計算が楽ですね。

ただ、インターネット代、仕事で使用している自分のスマホ代金、家族のスマホ代金などが一緒になっている場合、家族のスマホ代金は仕事と関係ないため経費にはなりません。

その辺はしっかりと説明できる部分だけ経費にするようにしましょう。

ガソリン代

自家用車を仕事に使うことも当然あるでしょう。

その場合、ガソリン代は家事按分することができます。

例えば、

年間20万円のガソリン代がかかり、10000km走行した内、半分の5000kmを仕事で走った場合…

20万円×5000/10000km10万円

このような考え方ができ、10万円が経費することができます。

ガソリン代全額を経費にする場合、プライベートでの使用がないということになります。

その場合、もし車にチャイルドシートが付いていたりしたら、おかしいですよね?

そんなことにならないよう、事実はどうだとしても、調査の時は何かと徹底することが重要かもしれませんね。

まとめ

プライベートと仕事の両方共通で使っているものは意外とたくさんあると思います。

その中でも、一般的なものを今回はご紹介しました。

要点をまとめると。

  • 光熱費、通信費、ガソリン代などは、一部経費なる。
  • 経費とする一定額は、必ずと理論立てて計算することで説明できるようにしておく必要がある。
  • 大きく分けてこの2点がポイントでした。
  • 計算方法例も参考にしながら、しっかり経費にしていきましょう。

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